NPOが賛助会員や寄付集めに回るベストの時期はいつか?



NPO経営、特に地方でNPO経営に関わっている方は、賛助会員や寄付集めの重要性を身に染みて感じていると思います。地方のNPOの多くは、行政の委託金や補助金で運営されていることが多いため、自主財源をつくるためには、賛助会員や寄付集めが一番の近道だからです。

でも、思い立ったが吉日!と、突然企業訪問しても、あまりいい反応は得られないと思います。もちろん、いつであってもやらないよりはやった方が断然いいです。でもどうせやるなら効果的な時期にやりたい。それはいつか?

寄付目的の企業訪問は年度末がベスト

企業に対して賛助会員や寄付集めをする場合、一番ベストと言えるのは1月〜3月、つまり年度末なんです。年度末といえばNPOは報告書や新年度の準備に追われる一番忙しい時期です。それでも年度末です。

なぜ年度末がいいか、その理由は簡単。多くの企業が3月に決算を迎えるからです。決算前の1月頃になると、その年に利益がどれくらいになるかは大体予想がついています。なので業績がよければ、この1月〜3月に企業訪問して賛助会員や寄付をお願いすれば、応じてもらえる可能性が高くなる、というわけです。

これが認定NPOなら「この寄付は損金算入できます!」と言えばより可能性は高くなると思います。NPOの社会的信頼も一定高まってきましたので、税金より寄付って思う企業は増えてきていると感じます。

この話はNPOに関わっている企業経営者の方に教えてもらいました。話を聞いてなるほど納得!ぜひ実践しよう!と思ったことでした。

ということで雑務に溺れる年度末を迎えているNPO関係者の皆さん。ぜひ時間をつくって企業訪問にいきましょーう!

1日あたり150円の支援で途上国の子供たちに希望を

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