大人の都合で子どもをいい子にしちゃいけない



先日のとある講座で小児科医の先生がおっしゃっていた言葉がとても印象的だったのでご紹介です。

「大人を縮めたのが子どもではない。社会は大人の都合のいいようにできている」

お母さん、お父さん、グサッとくる言葉でしょ?子育てをしていると子どもは言うことを聞かないことだらけで、大人は勝手にイライラします。でも本当は、この先生が言うように子どもには子どもの世界があって、大人の都合を押しつけるのは違うんですよね。大人の言うことを聞かないことこそが自然な姿なんです。

「いい子」とは何か

大人の社会ではおとなしく座っている子が「いい子」と言われがちですが、ひょっとするとその子は大人の都合に抑圧された子どもなのかもしれません。悪ガキになれとは言いませんが、感じたことを素直に発言したり行動したりできることが、子ども時代は大事なんだなと改めて実感した言葉でした。

親のホンネとしては、子どもの皆さんどうぞ大人の都合も覚えていただいて、イライラするお母ちゃんお父ちゃんを助けてやってくださいと、声を大にして言いたいですが笑 子どもを一人の人間としてしっかり認めてその主張を理解しつつ、大人の都合も伝えて、どっちもOKなハイブリットな子どもちゃんの笑顔がいっぱい見える社会がいいですね。



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