言葉に表せない天皇陛下という存在感。高知へようこそ。

平成もあと少しなんですね。天皇皇后両陛下が最後の高知入りをされて、香美市の林業大学校を視察されるとのことで、ご近所なので見にいってきました。

街の方は交通規制がすごいみたいですが、田舎なので特に問題なく近くまで行け、警備の方に誘導され、指定されたお迎えポイントまでテクテク歩いていきました。到着したら地域の見知った顔がたくさんあって微笑ましかったです。ギリギリ5分前到着でも先頭で見られるのが田舎クオリティー笑

その存在だけで感動する人達

「あと3分で来ます」の目印をつけたパトカーが通り過ぎ、みんながソワソワしはじめたころ「あと1分」のパトカーがやってきて、その後ろから車の大行列が見えてくると、みんなのテンションがワーッと高くなりました。

天皇皇后両陛下1

天皇皇后両陛下2

ただ一瞬。時間にして5秒くらい。目の前を車が通り過ぎただけなのですが、窓から手を振るその姿はとても美しく映りました。象徴という存在がどういうものなのか、私には知るよしもありませんが、単純に見に来てよかったと感じるられるものでした。

帰り際、80代であろう歯抜けのおじいちゃんが、もの凄い笑顔で軽トラにの乗って颯爽と帰って行く姿がとても印象的でした。また、離れた場所で警備しくれてたおじちゃんにお礼を言うと「見れた!?よかったね!一生の記念やね!」と興奮気味に声をかけてくれました。

その存在だけで、しかもほんの一瞬だけで、地域の人達をこれだけ感動させられるって、、何というか言葉に表せないものがありますね。

(余談)警備にあたる人達のこと

同じく見にいってた職場のメンバーから聞いた話ですが、今回の警備は滋賀県警から来ており、警備にしてはラフな服装で見回っていたので「結構ラフな格好なんですね」と声をかけると「両陛下が通る時には自分達も帽子を脱いで腕章も外して、一市民となってお迎えするから」との回答があったとのこと。

ルールというかそんな心遣いがあるんですね。そういえば、お迎え場所に設置されてたコーンやロープも、通る直前には外して何もない状態になっていました。

最後にもう一つだけ印象に残った事。

天皇皇后両陛下の前を走るSP的な人達の群衆を見る眼力。ヤバすぎて死ねると思いました笑 この人達にしかわからない危険を見抜く目があるんだろうなと。いろいろ世界が違いすぎる不思議なひとときでした。



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