人の価値観も選択する仕事も経験の延長線上にしかない

経験。とくに20代までの経験は自身の考え方や生き方に大きく影響することを改めて実感しました。



課題を抱えている子どもをサポートしたいと考える知人は、若い頃に友人を亡くした経験がありました。会社の社長となってリーダーシップを発揮している方は、学生の頃に寮で暮らし、体育会系な縦社会を経験していました。

私自身も、NPOという仕事を選択した背景には、学生時代に初めて経験した障害者スポーツのボランティアがありました。社会を全く知らなかった自分が、初めて社会と接した機会。幸運にも担当した方がとても前向きでユニークな方だったこともあり、これをきっかけに別のボランティアを始めることになりました。

そうやって社会との接点を増やしていく中で、新しい友人が増え、地域と接する機会も増え、その繋がりの中で就職し、NPOと出会い、現場の経験を積み、今は小さいながらもNPOを作って経営するまでになりました。

人は経験したことしかできない

でもこれは裏を返せば、そういうことです。自分の人生の選択肢は経験の延長線上にしかないんです。私の経験から億万長者になることは不可能。それを目指すならそれを実現した人と接して、その経験を積んでいくしかない。

そう考えると人生ってとてもシンプル。夢があるならそのための経験を積めばよくて、夢がないなら、いろんな経験をした延長線上に夢をみつければいい。

できれば20代までにいろんな経験をして選択肢を広げた方が、きっと楽しい人生になりますよー。そしてもちろん、いくつになっても経験は宝で、次の夢に繋がるものだと思っています。

さて、明日は何しよっかなー?



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