田舎にはいろんな課題があります。特に移住のような暮らし視点になるとネガティブな話も割とでてきます。人口減少が激しくてこのままでは廃村になってしまうような地域であっても、外の人には来てほしくないと移住を拒むところはありますし、残念ながら他人の悪口を噂話で広げちゃうようなこともあったりします。
でもその気持ちはわからなくもなくて、特に中山間地域に住む人達は何十年も下手すれば何百年も同じ家系の人達が代々そこで支え合って暮らしてきたわけで、そんなところに得体の知れない外の人が来るのは確かに怖いと思います。でもこの人達って、いざ溶け込んでしまえば、本当にこれでもかってくらいよくしてくれたりするんですけどね。
最初はいいけど慣れるとヤバイ
ただそれはうまく溶け込めた場合の話で、実際はとけこめず地域の人達とギクシャクしてしまう移住者さんもいらっしゃいます。最初はお互い様子をみているところがあるため、割と仲も良かったりしますが、接する時間が増えてくると緊張も解けてホンネ的なところが見えてきます。そうなると、イヤなところばかりに目がいってしまうようになるんです。
これが仕事なら割り切ってつきあっていける人も多いですが、暮らし(自分のすぐ近くに住んでいる)となると、どうしても許せないとなっちゃうんです。
ただ、そもそも完璧な人なんていませんし、ぶっちゃけ性格の好き嫌いは誰にでもあることなので仕方のないことだと思います。嫌いなもんは嫌いですし、無理して合わせることもないです。でもこれだけは変えていかなきゃと思うのが
「他人の悪いところを人に話すこと」
です。これは本当に誰のプラスにもならない。言われた人はもちろんイヤだし、言った人も回り回って必ず自分に返ってきます。そしてそんな話題が溢れると、地域全体がネガティブになって魅力が下がっていくんです。
暮らしや移住に限らずですが、他人の悪口を言うのは百害あって一利無しです。どうしても言いたいなら本人だけに伝えて、あとはグッと呑み込みましょう。悪口言う人の周りには悪口言う人しか集まりませんよー。