高校生の時から熱狂的ではなかったけど競馬好きだった私。きっかけはダビスタ。当時は血統の本読み込んでた。いたよねこんなやつ（笑）そんな好きが高じて大人になって、4年前からノルマンディーオーナーズクラブで一口馬主をはじめました。ノルマンディーを選んだのは、単純に月会費が安かったことと、日高からのジャイアントキリング的なのにワクワクしたこと。
デアリングタクトのG１制覇
２０２０年４月１２日、桜花賞。本当にジャイアントキリングがおこった。デアリングタクトが桜花賞を制し、ノルマンディー初のG1制覇達成。その後、５月２４日のオークス（優駿牝馬）も完勝して２冠達成。このままケガ無く順調にいけば、無敗の牝馬三冠も本当に夢ではない、むしろかなり高い確率で達成できそうな、そんな雰囲気で溢れています。
なぜデアリングバードの17を選んだのか？
そんなデアリングタクト（デアリングバードの17）に当時の私、出資申し込みしたんです。まだ一口馬主3年目の初心者。出資実績は3頭だけ。相馬眼なんてあるわけない。じゃあこの馬を選んだのはマグレか？と聞かれたら、半分そうで、半分はそうではない、と思ってます。一応、自分なりに根拠を持って選びました。
素人が一口馬主に出資するコツ
私は地方に住んでいるため、中央（JRA）の競走馬と接する機会は皆無です。そのため、馬体だけ見て決めるなんて無謀なことはせず、以下の条件を満たす馬を絞り込むところからはじめています。
・母馬の産駒にJRA勝ち馬がいるか。もしくは、まだ産駒が未出走の母馬（こちらは夢があるというだけの理由笑）
・入厩予定の厩舎がリーディング30位以内になったことがある、もしくは重賞勝ち馬がいる
この２つが、勝てる馬に当たる可能性を高める基本だと個人的には思っています。兄・姉に勝ち馬がいれば弟・妹も勝てる可能性は高そうですし、勝てる厩舎に入れるということは、それだけ期待されてると捉えることができるためです。
ここまで絞ればあとは個人の好みです。血統と価格で判断しました。
・血統がなんとなくワクワクした
・一口の募集価格が高い方を選んだ
（高い方が期待されてるかなと思ったので）
デアリングバードの17（デアリングタクト）を選んだ理由
これらを踏まえて、デアリングバードの17（デアリングタクト）を選んだ理由を見返してみると
・未出走の母馬だった（夢があったｗ）
・厩舎が重賞馬ケイティブレイブを出していた
・母父キングカメハメハの実績。まだ未知数の父エピファネイアにワクワク。
・募集価格がノルマンにしてはちょっと高め（一口４．４万円）
という感じで、出資申し込みの有力候補となりました。
でも最後はやっぱり直感！
ですが、結局最後は馬を見た直感で決めました。募集時に公開されていた馬のウォーキング動画を見て、歩き方とか、胴長の馬体とか、一番好みだったのがデアリングタクトでした。でも走るかどうかなんて全然わからん。あくまで好み。直感でした。
出資申し込みの結果メール
当時は１勝してくれたら最高〜と思ってワクワクしながら出資し、申し込み結果を待っていました。そしたらこんなメールが届きました。
×あるやん。がびーん。400口の募集で、想像ですがおそらく500口も応募はいってなかったのでは。抽選になっても確率的には当たる可能性高いだろうと思ってました。けど落選。がびーん。
これが当選してたら一口ながらG1馬オーナーですよ！二冠馬ですよ！未来には三冠馬かもしれないんですよ！今頃絶対、仕事が手についてない笑
これが初心者の一口
知人が長年、キャロットで一口馬主をしており、レイデオロでダービーオーナーになりました。でもキャロットみたいな有名クラブになると、新参は抽選どころか申し込みすらできないと聞きます（ホントなのかな？）もし出資申し込みができたとしても、応募が多すぎてかなり低い確率で当たるのを祈ることになるはずです。
なので一口はじめて数年の初心者が、G1馬当てるなんて夢見過ぎ！そんなもんだ！続けていたらいずれ巡り会うさー！・・・と、泣きながら言い聞かせています笑
まとめ
ということで、初心者が一口出資をはじめても、そう簡単に勝てる馬には巡りあわない、という話でした。でも勝てる可能性を高めることはできる。それが「母馬が勝ち馬を出しているか」「厩舎がよく勝っているか」の２つだと思っています。
これから一口馬主をはじめようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
デアリングタクトのおかげで、ノルマンの入会も爆増するのではと思います。確かにこんな馬に巡り会えたら最高ですが、一口馬主の魅力は「勝てなくても応援に行きたくなる」という点だと思ってます。未勝利戦で熱くなれるなんて一口ならではの醍醐味です。
一口馬主をはじめたら、ぜひ末永く続けてみてくださいね。
【関連リンク】
高知競馬を盛り上げるWEBサイト「応援したくなる競走馬」開設
http://konxjun.com/2020/10/19/cheeringhorse/
