子育て世代のチャレンジにつきまとう恐怖と0.1の対策

子育て世代は30〜40代の働き盛りが多いです。働き盛りなのである程度経験も積んでスキルも上がって、アイディアを形にすることができる世代。つまりチャレンジの成功率が高い世代だと私は思っています。

でも実際に子育て中の人間が新しいチャレンジをできるかというと8割の人はできないんじゃないかと思ってます。チャレンジには大小あるけど、小さなチャレンジであってもなかなか難しい。なぜか? 恐いから。何が? 時間が。

時間を奪われるという恐怖

子育て中の人、特に小学生以下の子どもを持つ人はとにかく時間に追われています。朝はご飯をつくって洗濯して、保育園や小学校の準備をして、最後に自分の準備をしたら子どもを送迎してやっと仕事に向かう。仕事が終わればすぐ子どもを迎えに行き、洗濯物をとりこんで夕飯の準備をして、夕飯を食べて後片付けしたら子どもをお風呂に入れて寝かしつけ、やっと自分の時間がやってくる。

と思ったら子どもと一緒に寝ちゃったり(笑)

妻や夫、じぃじやばぁば、場合によっては家事代行業者などに全部任せて仕事に集中できる人は別ですが、そうでなければ、この家にいる時間は生活のために必要不可欠な時間となります。つまり、この家事・育児の時間に仕事が浸食してきたらとっても困るんです。夫婦2人で家事・育児を分担していたとしても、ぜんぜん足りないんです、時間。

そんな中で新しいチャレンジをはじめようとすると、この必要不可欠な時間に影響が出ると考えてしまう。新しいチャレンジは全力で取り組まなければいけない。そうしないと成功しない。考えれば考えるほど、時間という恐怖が頭をよぎります。

チャレンジは家庭の時間を奪うという思い込み

でもちょっと待った。新しいチャレンジって家に帰ってまでやらなきゃいけないものなのか? 8時から17時の職場だったら、その時間内にチャレンジしたらいいだけなのでは?職場外のチャレンジなら、夜の1時間だけやればいい話じゃない?

私たちはチャレンジとは時間を奪うものだと思い込んでいる節があります。でもそれは時間の使い方を決めていないだけだと感じてます。単純に時間を守ればいい。仕事のチャレンジなら仕事の時間内にやる。家庭でのチャレンジなら家庭の時間内に。個人のチャレンジなら自分の時間でできる範囲で。

これがもし仕事における大きなチャレンジであるなら、仕事時間の8割をそれに使えばいいだけで、それができる状況をつくりだせばいいんです。できないならもっと小さなチャレンジに変えるすべき。よく言う「大きく考えて小さくはじめる」ってヤツです。

やらないより0より、やる0.1

チャレンジ=大きなこと、というイメージが強い私たちですので、どんなチャレンジもなかなか一歩が踏み出せない現状ですが、時間を決めて、その時間を守って、何かを犠牲にしなくてもいいチャレンジにすれば、子育て世代も十分できて、仕事も暮らしも今よりもっと楽しくなると私は思っています。

やらない0より、やる0.1を。 1日にすると0.1はたった15分だそうです。

時間の使い方を決めたらチャレンジはできる! 子育て世代のみんな、一緒にチャレンジしよーう。


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